2020年ドラフト会議がせまってきました。
隠し玉として、準硬式野球部の投手が注目されています。
なんと最速154キロの豪腕投手です!
その投手は、福岡大学準硬式野球部の大曲錬さんです。
大曲錬さんのプロフィールをお届けします。
大曲錬のプロフィール
【配信予告】きょう29日12時配信の記事は「プロ9球団のスカウトが集結! 準硬式の153キロ右腕『大曲錬』の実力は本物か?」です。福岡大の準硬式にプロ注目の右腕が登場しました。投球内容を詳細にレポートします。お楽しみに! #ドラフト #準硬式 #大曲錬 #福岡大 #大学野球 pic.twitter.com/6i6Bprcz6f
— 野球ニュース|PABB-lab.com プロアマ野球研究所 (@pabb_lab) March 29, 2020
大曲錬(おおまがり れん)
生年月日:1998年5月21日
出身:福岡県
身長:179cm
体重:79kg
投打:右投右打
大曲投手は、最速154キロの直球が武器の本格派右腕。
準硬式は硬式の中間で、スピードが出にくいと言われます。
現在は硬式野球部の練習に参加しており、ドラフトの隠し玉として注目されている。
大曲錬の出身中学は?
大曲選手は小3のとき「柳川昭代ドリームズ」で軟式野球を始めます。昭代中では硬式の「佐賀藤本ベースボールクラブ」に入団。
投手兼内野手。
大曲錬の出身高校は?
全国優勝の経験もある、強豪の西日本短大付に進学します。西日本短大付では1年秋に内野手でベンチ入り、2年秋に投手。
3年春の九州大会準優勝を果たす。
高校時代は右のサイドスローで、2、3番手でした。
サイドでの最高球速は138キロ。
大曲錬の大学は?
福岡大準硬式野球部では1年夏から主戦で投げ、奪三振のタイトルなどを受賞。3年夏に2年連続で全日本大会出場。
今春リーグ戦ではプロ9球団が視察した。
大曲錬は大学で開花!
準硬式では前例のない最速154キロを計測します。140キロでも凄いのですが、150キロを超えるとは!
球速がアップした秘訣はどういったことなのでしょうか?
高校時代にチーム事情でサイドにしましたが、大学では球速を上げたかったのでオーバーに戻しました。
オーバーが合っていたのですね。
もう一つの理由は、
オーバーにしたことでフォームを1から見直すことができたからです。
体重移動や、左手の使い方にもこだわりました。
自身で考えて、フォームを一から作ったのが良かったのですね。
そして、登板機会に多く恵まれたのも成長に繋がったようです。
大曲錬が準硬式に進んだ理由は?
高校野球を引退したとき、強打者がそろう大学の硬式野球は通用しないと思ったようです。高校の西村慎太郎監督(西日本短大付から2020年春より福大若葉監督)に話したら、母校の福大準硬式野球部を勧めてくれたようです。
西短の先輩もいたのでいろいろ聞いてみたら「高校よりも練習は厳しくないし、大丈夫だよ」と言われて。
野球を辞めたくない気持ちもあったので、準硬式という道に進みます。
大曲錬の特徴は?
鋭い腕の動きから、質のいいストレートを投げ込みます。
変化球は、スライダー、スプリット、チェンジアップ、カットボール。
その中で、スプリットが得意と言っています。
また、目についたのは、肘の使い方が柔らい点です。
バランスがいいので制球力もありそう。
大曲錬のドラフトの評価は?
ヤクルトが熱心という情報があります。中日スカウト談
・「投げ方が柔らかくアウトローに決められるコントロールもいい。バランスも良くて魅力がある」
阪神スカウト談
・「硬式球で同じ球を投げられたら、上位候補にもなりえる」
○過去のドラフトで準硬式野球部出身者は、2000年に6位で西武に入団し通算9勝を挙げた青木勇人や17年に6位で楽天に入団した鶴田圭祐がいる。
まとめ
大曲錬投手は、2~3年はかかるかも知れませんが、硬式でも通用します。プロに入っても、マウンドで投げる姿が見たい選手です。
ドラフトで指名されるのが楽しみです!