埼玉西武ライオンズの平良海馬投手。
パワフルなビッチングが、相手チームの驚異になっています。
2020年には、日本人6人目の160キロをマークする豪腕!
そんな平良海馬投手の高校時代はどんな投手だったのでしょうか?
平良海馬のプロフィール
西武の平良海馬は“クイックと強心臓の160km腕” 藤川球児の「38試合連続無失点」更新へ強運も味方に【週刊セパ記録】(広尾晃)#プロ野球 #npb #seibulions #埼玉西武ライオンズ #平良海馬 #藤川球児 https://t.co/ahWNatTzEw
— Number編集部 (@numberweb) June 22, 2021
平良海馬(たいらかいま)
生年月日:1999年11月15日
出身地:沖縄県石垣市
身長:173cm
体重:100kg
投打:右投左打
2017年ドラフト4位
平良海馬の小学中学時代
石垣島で生まれ育った平良は、自然と野球にのめり込んでいきました。
真喜良小学校で野球を始めます。
その時は、野球を楽しんでやっていたそうです。
捕手をメインに、内野や外野も守っていました。
中学では、硬式の八重山ポニーズに入団。
当時の監督の進めで、ピッチャーに転向。
2年時には、投手兼外野手で、沖縄県代表として全国大会に出場した。
ただ強く、速く投げることを意識していました。
中学時代の最速は133キロ。
変化球はカーブとスライダー。
中学では、厳しい練習だったようです。
平良海馬の高校時代は?
平良投手の出身高校は八重山商工。
八重山商工は、沖縄の離島では初めて甲子園出場した強豪です。
強豪だったので、2年生までは外野がメイン。
2年生の秋から、投手へ。
145キロまで球速があがりました。
秋の大会が終わってから、ウエートトレーニングに取り組みます。
菊池雄星投手の密着番組で、トレーニングを見て刺激を受けたからです。
3年の春に部員不足で宮古工との連合チームで出場。
1回戦の中部商戦で152キロをマーク。
150キロを出して、プロを意識します。
3年の夏の大会は新一年生と単独チームで出場、しかし初戦で敗退。
西武の渡辺久信SD(現GM)が視察に来ていて、球速だけでなくフィールディングのうまさも評価されました。
ドラフト4位で西武から指名を受けます。
平良海馬の球速アップの秘訣は?
平良投手は、高校時代の公式戦は、一度も勝てませんでした。
部員不足から、実績形式の練習ができなかったと思います。
それでも、150キロ以上の投手になった秘訣は、
ウエイトトレーニングにありそうですね。
投手らしくない、ガッチリとした体格をしています。
平良はここ2年間、マリナーズ・菊池雄星投手と自主トレをともにし、一昨年は優勝旅行を辞退して単身渡米。
トレーニングのかたわら自費で動作分析システム機器を購入。
とにかく向上心にあふれた選手ですね。
フォームはクイックでも球威が落ちない!
平良投手の特徴はクイックモーション。ランナーがいてもいなくても変わりません。
クイックモーションはふりかぶって投げるのと比べて球速が落ちるとされていますが、平良投手は自分に合っているというこのフォームの完成度を高めてきました。
高校生の時からずっとクイックをしてきた。プロに入って1回、足を上げるようなフォームにしたが、タイミングが合わなくて、もう1回クイックに戻したら1番投げやすいので、そのままクイックにして投げるようにしている。ランナーがいてもいなくても投げられるというメリットもあるしタイミングが取りづらい選手もいるのかなと思う。
と平良投手は話しています。
まとめ
平良海馬投手についてお届けしました。
高校時代の公式戦は勝てませんでしたが、
努力したことがプロに入って報われましたね。
160キロを常時投げるようになるのも、時間の問題だと思います♪