スキージャンプ女子日本代表の伊藤有希選手。
3大会連続の代表に選ばれています。
北京五輪では、入賞が期待されています。
伊藤有希の出身高校や経歴は?
父母についてお届けします。
伊藤有希のプロフィール
伊藤有希が今季最高の4位…0・4点差で表彰台届かず https://t.co/1KwbdhIJJ2 #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/lWSPyGFg7g
— スポーツ報知 (@SportsHochi) January 29, 2022
伊藤有希 (いとう・ゆうき)
生年月日:1994年5月10日
出身地:北海道
身長:161cm
体重:46kg
所属:土屋ホーム
学歴:北海道・下川商高
伊藤有希選手は、北海道出身の27歳。
3大会連続のオリンピック出場です。
伊藤有希の主な戦績
・13年世界選手権混合団体優勝
・14年ソチ五輪7位
・15年、17年世界選手権2位
・18年平昌五輪9位
・昨季までW杯5勝
伊藤有希の経歴は?
伊藤有希選手は、地元のジャンプ少年団でコーチをしている父親の影響で4歳から競技を始めました。
中学生になると、伊藤は国際大会へ出場するようになり、スキージャンプ世界ジュニア選手権の日本代表に何度も選ばれます。
2011年3月、蔵王で開催されたコンチネンタルカップで国際大会初勝利を収めると、たちまち「スーパー中学生」として注目されるようになりました。
オリンピック初出場の2014年ソチ大会では7位。
その後、2017年にワールドカップで初優勝を果たし、この年のワールドカップでは5勝を挙げて個人総合2位に入るなど大きく躍進し、世界選手権でも個人で銀メダルを獲得しました。
前回のピョンチャン大会はメダル獲得も期待されましたが、9位にとどまりました。
北京オリンピックに向けては、所属しているチームで監督を務める葛西紀明選手のもと、踏み切りの瞬間に体をしなやかに使って飛び出すために体幹を鍛えながら柔軟性を高めるピラティスを取り入れるなどして着実に力をつけてきました。
伊藤有希の出身高校は?
北海道にある、下川商高です。
ジャンプ日本代表の伊東大貴選手も卒業生。
伊藤有希の父母は?
伊藤有希選手の父親は、克彦さん(55歳)。
元ノルディック複合の選手で
ワールドカップにも2年連続出場
されています(1988、1989年)。
現在は、スキージャンプの指導をされています。
下川では中学生以下の少年団から下川商業高のスキー部まで一貫したジャンプの指導を受けることができます。
長野五輪・ジャンプ団体の岡部孝信選手を輩出したことでも有名です。
母親は、真智恵さん。
父親の伊藤克彦さんより2歳年下とのこと。
元アルペンスキーの選手です!
スーパー大回転で、全日本優勝された
こともある選手です。
平昌での不運な追い風
平昌五輪2018。
女子ノーマルヒルには35人が出場し、前回大会と同様、2回のジャンプの合計得点でメダルが争われました。
伊藤のジャンプの際、2回ともに追い風が吹いて、不利の条件になってしまう。
上位選手が100mを超える距離で着地してくるところ、伊藤は1回目94m、2回目93mと思うように距離が伸びず、スコア合計は203.9で総合9位となり、8位までの入賞をあと一歩のところで逃してしまった。
応援に駆けつけていた葛西も「35人中最悪の風当たり」と振り返るほど、平昌の風は伊藤に厳しく吹きつけました。
直後のインタビューで、伊藤は涙を堪えるように声を震わせながら、それでも、自分のことより支えてくれる人々をふたたび思い遣った。
「この4年間、本当にたくさんの人に支えていただいてきたんですけど、その方たちの喜ぶ顔が見たくて、そういうジャンプがしたくてここに来たんですけど、それができなくてすごく残念です」
そしてこの競技で、高梨の銅メダルが確定すると、伊藤は誰よりも真っ先に彼女へ駆け寄り、強く抱きしめた。
「本当に、おめでとう」
とびっきりの笑顔で長年の友人の快挙を称え、伊藤は自分のことのように喜んだ。
悔しい気持ちと涙を隠しながら。
そんな伊藤の謙虚かつ他者へのリスペクトを忘れない姿は、多くの人々の琴線に触れ、ソーシャルメディアでも大きな話題となりました。
まとめ
伊藤有希選手についてお届けしました。
北京五輪では、個人戦も団体戦もあります。
ベストのジャンプを期待しています!